傾いた三日月に向かって
歩く 一本道

星の粒が
空に広がっている

星があるから
夜空は漆黒のように思える

三日月の光が
海に黄金の道をつくる

その道は揺れて

風が手を振り
歩いてゆく


誰かの声が

聞こえる気がして


振り向いた

 


だれかに話をするとき


だれかだけではなく


星も

風も

海も

 

 

ずっと


わたしの話を聞いてくれていた

 


みんなが聞いてるから

 

「悪いこと言えないね」

 

そうやって

 


胸の中に


積もる


小さなガラス片が

 

誰かをきずつけて


自分もをきずつけて

 


そうなってしまうのなら

 


すべてを


話したら いいんだろう。

 

泣きながら

叫びながら

 

それでも


それでも

 


いいんだろうよ。

 

 

月も

虫も

波も

 


なにも言わずに

 

聞いている。

 

 

何かを言ってもらいたいのに

なにを言われるのかがこわいのだ。

 


馬鹿みたい。

 

空は

いつも


にげない。
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ゆだねる

 

ひとりで、

かんがえこむなら

 

もう、いっそのこと、

 

すべて、ながれに身を任して

 

すべてを、ゆだねてみる。

 

 

 

そしたら、

 

 

今が 在る

 

ことに

 

感謝が湧いてきて

 

 

 

地球に生まれて生きてることを

 

とってもしあわせに感じたの

 

 

 

 

今日まで、ありがとう。

 

 

今日も、ねむれる。

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

くりかえす

 

 わたしは、

 

いつか、

 

死んでしまうことが こわくて

 

目の前に転がってくる

 

心がおどるミラクルな展開に

 

飛び込まないと

 

 

気がすまなくなっている

 

 

 

 

 

いつか動けなる日が来ても

 

 

ひとりぼっちになっても

 

 

 

いいから、

 

 

 

自分が いちばん、

 

いい!

 

 

と思うことを

 

 

 

する。

 

 

 

ってことが

 

 自分をいちばん励ますことができるし

 

 

自分が自分を生きられる、

 

と、おもうんだ。

 

 

 

そんなことをおもっていると

 

 

 

やっぱり、

 

 

いつまでも、

元気でめきめき動いていたいし、

 

だれかと、わらっていたい、

 

 

 

死にたくない。

 

 

 

 

この世界に

 

 

 

 

 

だいすきなひと、

 

 

だいすきなばしょ、

 

 

たくさんあるの。

 

 

 

 

 

まだ、

 

 

だれにも、

 

 

ありがとうも、

 

ごめんなさいも、

 

伝えられていないんじゃないか。

 

 

わたしが いちばん

 

 

ことばの そんざいを

 

 

うたがっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

それなのに、

 

 

ことばは、うかんでくるの。

 

 


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