わからなくなっている、
結局のところ、
だれかと同じ表現の方法をつかわないと、
わかってもらえないんだと思った。
だれとも違う表現の方法であれば、
理解されないけれども、たったひとつの、表現の産物になる。
自分の中で何が変わったのか。
すげえ人と出会って、
怖気づいたのか。
すげえこわい世界、現実をのぞいて、
自分の無力さを思い知ったのか。
自分に力があると思っていた。
のに、なかった。
自分はただの一人の学生に過ぎなかった。
自信がさらになくなってしまった。
何も信じなくていい。
そうやって、アラテツはいうけど、
やっぱり誰かを信じたいと思ってしまうし、
だれかに縋りたいと願ってしまう。
今、
自分はがんばってないのかな。
頑張ってなかったらだめなんだろうか。
そうは思えない。
がんばらなくてもいい、
そうおもう。
これは、なんでだろう。