2016-02-17 空はまっしろ 吹雪いている 風が強く、 雪は飛ぶ。 降り続ける 雪。 それでもわたしは部屋の中にいるので 頭の上に雪が降り積もるわけではない。 顔が手足がつめたいわけではない。 これが世界が違うというやつか。 外から、中から見た世界は違う。 感じ方も違う。 今、部屋の中にいるわたしは、 吹雪くなかを歩くひとや雪かきをするひと のつめたさ、さむさを知ることが出来ない。 そんなふうに、 外のひとのつめたさ、さむさを想像するしか、 わたしにはできない。 でも、想像するのは、 たのしい。 熱いお茶、淹れとくよ。