うずまくまいにち

まいにちがほんとうに魔法にかかったように

輝いている。

 

だれかといること、

山を登ること、

色を塗ること、

カレーに包まれること、

笑い合うこと、

 

こんな日がもう二度とこないことが

うれしくて、毎瞬さよならの繰り返し。

 

もう二度とこの瞬間がこない。

もう二度と、この絵は書けない。

 

迎い入れよう、

いつだって、次の瞬間を。

 

 

ようこそ。そして、さよなら。