包まれる
お話をしていて、
わたしがどんなに落ち込んでいる時も、
一定のテンションで
一定の空気をつくりだしてくれるいひとがいる。
それはどんななぐさめよりも、
こころを落ち着けてくれて、
こうして今も時は、自分は進み続けていることを思い出させてくれる。
どんなときも、
状況は変わる。
もう朝が来ないかもしれないし、
月が家出してしまうかもしれないし、
水がオレンジジュースになるかもしれない、
ダムが消えるかもしれない、
戦争がなくなっているかもしれない、
そんな空想をしては、
また今日も起きた事件やニュースを見て、
どこにも逃げられない焦燥感を感じる。
どんなに世界が変わっても、
わたしはわたしでありつづける。
わたしが変わったとしても、
わたしはわたし。
あそびたいなあ、
川に行きたいなあ、
そんなことをつぶやいている。