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はるるるる

川のながれのように。川をながれるように。

ハラヘッタって

腹をすかせて

どうしようもなくて、

なにもたべるものがない、

がまんするしかない状況になったことが

 

わたしにはない。

 

 

おなかがすいたら、

 

家にはお米やたべるものがそこにあって、

水道の水をゴクゴクと飲んでいた。

なければ、買いに行くことをした。

 

小さいころから、おなかがすいて泣いてしまったら、

母親、父親、まわりの大人はなにかを与えてくれた。

 

 

こんなにも与えられる毎日を送っていたら、

腹を空かせることがあっても、

すぐに満たされる。

 

 

5年前の今日から何日もの間、

多くの方が、おなかを空かせていたのだ。

 

 

どんなきもちで、

どんな景色を見ていたのだろう。

 

何を待っていたのだろう。

 

 

津波で流されて、

それでも命が助かった方が言った。

 

「いのちがあれば、ものはいらない」

「いのちだけでいいんです」

 

 

この言葉の重み。

 

 

私は今日も、

おなかがすいたら、おいしいごはんを食べる。

お風呂に入って、ふとんで眠る。

明日が来るのをたのしみにする。

 

 

地震は起きる、

海は波を打つ、

人は住まうし、

生きることをやめない。

 

私は今も生きている。

この動き続ける世界で。