もうすでにはじまっている
3/31がおわって
4/1になる。
だからといって私が生まれ変わるなんてことはない。
また明日も朝がきて、
昼がきて、夜がくる、はず。
京都の夜は
人がいなくならない。
どうしても人に目がいってしまう。
ほんとうは
風が、木が、星が、虫が、
そこらじゅうにいるのに。
そんな気配を感じていたい、
ちいさな、かすかな、ささやきを。
いろんなひとが
背中を押してくれたから、ここにいる。
川は流れ続ける。
私の鼓動もなりつづける。
川が流れるかぎり、大丈夫。
月を探して
おやすみなさい。