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はるるるる

川のながれのように。川をながれるように。

やさいがわたしに

きょうもわたしはやさいをたべた

たまねぎ、とまと、にんにく、すだち


そして、たまごもたべた



どれほどの、いのちをたべただろう


たまねぎがつちのなかにうまっている、
葉っぱやくきはたいようをあびて、
はなをさかせようと、すくすくそだつ


とまとはくきがのびてぶらさがる
かぜにとばされないように
しっかりつかまっていたんだね
とまとのくきもさぞかしおもたかっただろうね
おいしいみずみずしいとまとのみは
ちいさくてもずっしりと、どうどうとひかるね


にんにくだって
つちのなかにいたんだね
だれがほりおこしてくれたのかな
つちのなかにいたときは
みみずさんとおはなししてた?
あなたのかおりで
わたしはげんきがみなぎるよ
ちからをあたえてくれてありがとう


すだちをとくしまからもってかえった
とくしまのさんさんとゆかいなおひさまをあびて
つくしいみどりいろ
そのみどりいろのかわにつつまれる
一滴一滴のさわやかな風
このかおりがこころをかるくしてくれる
きっとこのすだちの木にも多くの虫たちが雨宿りしたんだろうね


たまごをたべるとき、
このとうといひとつのいのちをいただいていることをかんじるの
おかあさんのおなかの道をとおって
この世にうまれてきたんだね
おかあさんはあなたがでてくるとき、
おなかを痛そうにしていた?
そんなおかあさんから生まれたあなたのいのちを
いただいた。
おかあさんにぬくめられていたら、
じぶんでからをわって、でてきたんだよね。
それをわたしがわりました。
あなたのからだ、いただきました。


たべるとき

そのいのちがうまれ、そだったようすを
そうぞうする。


たいようのひかり、
あめやかぜ、
むしたち、
つち、つちのなかのいきもの、
みず、
ほしやつきだって、

やさいをそだててくれている



もちろん、

おひゃくしょうをされているにんげんさんもそだててくれた。



こうして、


いちどのしょくじを

ありとあらゆるいのちがささえてくれる



いつも、

いつも、


いただいています。


いつも、

いつも、

ごちそうさま。



ありがとう。




みんなのいのちがわたしのからだとなる。


みんなのいのちでわたしは生かされている。

 

 

 

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