なつかしさ

日々、吹く風になつかしさがあったり

 

 

今日の朝は

ニュージーランドの朝の風

 

 

みどり色のリュックをしょって、

ジャングルみたいな公園の道を歩く毎日。

 

 

鳥がやけにさわいで、

 

川はなんだかピンク色と水色がまざった色。

 

 

ツン、と寒くて、

 

それでもひとりで、歩いていくんだ、って歩いた。

 

 

小学校の行き帰り、

どうしてもだれかが、まわりに歩いていたのに。

 

 

 

それが、どうしたものか、

何年後には見知らぬ土地でひとり、あるいているじゃないか。

 

 

 

そんなふうに、

 

想像できない、明日があるってこと。

 

想像できない、未来があるってこと。

 

 

 

明日、死ぬかもしれないのだし。

 

 

 

ね。

 

 

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