2016-10-18 鏡よ鏡 わたしのだいじなひとを だれかがとやかく言うのを聞くと、 すごくさびしい、かなしい、きもちになった。 でも、 それは、 何か月か前に わたしがだれかに「した」ことだった。 なにも知らないのに、 いや、 なにも知らないから、 好き勝手言ってしまった。 なにも知らないまま、 傷つけてしまった。 そんなふうに、 自分の身にふりかかってから ようやく気づく。 相手が鏡。 鏡よ、鏡、 いつも教えてくれて、 ありがとね。 187