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はるるるる

川のながれのように。川をながれるように。

それはまいにち

土器を触れる、毎日。

 

 

ああ、

あなたは山だったんだね。

 

山の土だったんだもんね。

 

焼かれるとき、熱かったでしょう??

 

ひとの手に触れられるってどうだった??

 

あなたはほんとうにうつくしいね。

 

三日月がたくさん、ならべられてる模様があるね。

 

あなたはまっ白い色だね、きれいな色。

 

ススがついている、焦げた跡、料理に使われていたの?

 

ちいさなちいさな壺のよう。なにが入っていたの?

 

 

カケラに聞く、毎日。

 

 

カケラを並べていくときに

 

音がする。

 

 

「カラン」

 

「キラキラ」

 

 

つくしいね。うつくしいよ。

 

 

カケラは

 

ぴたりとひっつけば、

 

もとの姿にもどってゆく。

 

 

ああ、

自分のからだ、ひさしぶり?って?

 

 

どれひとつとして、

おなじ割れ方はないし、

 

おなじ、土器はないから、

 

ひとつひとつが

 

すべて、あたらしい出会いのように思える。

 

 

どなたが作ったのだろう、

 

作ったかたのことも想像する。

 

一家になんこあったのかな。

 

 

いろんなことをおもって、

 

おもしろく、うれしくなる、。

 

 

 

*

 

そういえば、

 

むかし、卑弥呼の伝記とか

縄文・弥生時代の歴史漫画がすきで、

図書館に返さずに、ずっと読んでたなあ。

 

カーテンに隠れて、寝る前に読む。

 

内容を覚えてるのに、

話の展開もわかってるのに、

どうしても読んじゃう。

 

フグを食べて、死んじゃう一家がいたんだ、

その一家を埋葬するようすも漫画に描かれていたなあ。

 

とか、思い出せる。

 

 

すごく、あこがれていたんだとおもう。

 

 

狩猟・採集時代。

 

 

あの時代に生まれたかったし。

とか

 

よく思っていたのだけど。

 

 

ほんとうは、

 

あの時代にだって、

 

わたしは

 

生まれていたんだよね??

 

 

わたしが

 

わすれているだけで。

 

 

あ~~、

 

おもいだしたい、

 

おもいだしたい。

 

 

明日も、

 

土器たちに

弥生時代に生きたひとたちに会えるのがたのしみ。

 

 

いえい。

 

 

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