はるるるる

川のながれのように。川をながれるように。

 

お日さまを浴びてかがやく紅葉。

綿毛のある草もふわりと光る。

くっきりと晴れた青空。

たいせつにものを運ぶうしろすがた。

山のリンカクが青い灰色で染まっていくようす。

みんなのわらったかお。

 

 

きょう、それらをミタ。

 

 

 

わたしには目がある。

 

 

目があることがこんなにもうれしいと思った。

 

 

 

当たり前のように、この世に生まれた時から、

目はあった。

 

 

その目の存在に、感謝でいっぱいになった。

 

 

 

つくしい景色を見させてくれて、

ひろいひろい、世界を見させてくれて。

 

 

ときには、目をつぶりたくなることもあるのだろうけど。

 

 

 

目に、ありがとう。

 

 

 

わたしは、もっとこの目と一緒に、たくさんの世界を見たい。

 

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