わたしのことば

言葉がコンプレックスだった。

 

 

*

 

物心ついたときから、

作文がだいすきで、書くのは全くいやじゃなかった。

 

でも、

それを

ひとにとやかく言われるのがいやだった。

 

 

高校ときに言われた、

「おまえポエマーかよ?病んどん?w」

(こういうこと言うてくるやつはほんとうはすごくやさしくて、

心配をしてくれているのだった。すごいええ奴。

でも、口が悪く、当時の私はいちいち気にしていた。)

 

 

うちは、うちから出てくることばをすなおに、

そのまま出してきただけだった。

 

 

みんながそれぞれの言葉を発しているのだから、

そりゃあ、ちがうさ。

 

 

それを、ばかにしやがって~!

 

 

 

 

だから、思った。

 

この際、ポエマーになってやる。

 

わたしは、言葉がだいすきなんだ。

 

 

 

*

 

 

わたしはポエマーと言われたことがいやだったわけじゃない。

 

 

わたしは詩を書いたつもりはなかった。

 

わたしのことばを

そのままうけとってもらえず、

 

ポエム、ポエマーの文章っていうイメージに

カテゴライズされたことが不満だったのだと思う。

 

 

*

 

 

 

言葉のもつ、ちから、

言葉の存在は、

わたしの心をおどらせるんじゃ!

 

ヤットサー、ア、ヤットヤット

 

 

踊る阿呆に見る阿呆、

同じ阿呆なら踊らなソンソン!

 

 

わしのことばをとやかく言う前に、

 

じぶんの好きなことせいっ!

 

 

あ~、すっきりした!あはは。

 

 

 

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