出発式
弟が徳島を出発した。
彼は休学して半年間
母が彼を思って
たくさんのアイテムを用意していた姿
父が弟と
笑いながらじゃらける姿
彼が実家にいると
もうほんとに2人ともうれしそうで
だいすきで大切な大切な息子なんだなってことが伝わってくる日々だった。
休学することも
海外でインターンに挑戦することも
父と母は
いろんな思いがあるなかで許した。
*
かれらのやりとり
見ていておもうのは
「親とか先生、大人って 子どもの芽をいとも簡単につぶしてしまう存在になる可能性がある!」
ということ。
わたしの父と母が
わたしたち子どもの芽を摘まずに
最後は尊重してくれるのは
父と母の親が
自分の芽をなかなか尊重してもらえなかったから のように見える。
父は代々続く花屋さんの長男に生まれて、高校を卒業してすぐお花屋さんになった。55歳の今まで、ずっと実家で働き続けている。
母は小さい時にお父さんを亡くして、
お母さんに心配かけまいと
お母さんの言うことを聞いてきたみたい。
はるなの父母の父と母は
悪気があってそうしたんじゃない。
と おもう。
手が届く範囲で
しあわせになってもらえるように
って 育ててきたように見える。
わたしの父と母、
親の言うことを聞いてきた父と母だから
わたしたち子どもの道
信じてくれていると思う。
父と母も
彼らにはなかった選択肢を
わたしたちがどんどん生み出していくので、大変かも。けっこう大変だと思う。
でもやっぱ最終的には
愛してくれてるんだなあって。
伝わってくる。
めんどくさいときもあるけど。
これも愛。
私も
子どもとの暮らし
お仕事、
芽を 摘まぬよう
観察して 関わり合いたいなっておもう。
親になってみないと
きっと わからないけど
子どもの芽
たいせつに したいな♪
貫太くん
いってらっしゃい*