とんびの朝

昨日の朝の出来事。

 

 

バイパスを車で走っていて、

 

トラックが右の車線を走ってて、

急にとんびが急降下

車の勢いに巻かれて道路の真ん中に横たわる。

 

 

えーーー!

 

 

焦る。

 

ちょうどバスが停まるスペースがあったので

停まる。

 

 

 

早朝なので車が来ない。

 

 

今だ!!!

 

 

 

走って、とんびのもとへ。

 

 

 

ぎゅっと手で抱いて、

歩道へ戻る。

 

 

 

あったかい

 

ぬくもり

 

口が開いて、べろが出てる

 

息はしてる

 

目も開いてる。

 

 

歩道の草むらへ置いてあげる。

 

 

 

いけるん、いたかったなあ

 

大丈夫?こわかったなあ

 

 

話かける。涙が出る。

 

 

死んでしまうのかなあ。

 

 

 

 

 

歩道をもっと歩くと

もっと緑のいっぱいある草むらをみつけた。

 

 

 

こっちのほうが安心できるかも、

もし死んでしまっても、土に還りやすそう。

 

 

もういちどとんびのところに戻ってみた。

 

 

そしたらびっくりしたのか

 

羽ばたいて、!

 

田んぼに着地。。。

 

 

 

人間はやっぱりこわいよね。

 

ごめんごめん。

 

 

 

あなたの大丈夫なタイミングで

飛んでいってね。

 

車には気をつけてね。

 

 

 

ってバイバイした。

 

 

人間のつくりだすもので

傷つく存在のことも

思いを馳せていられる人でありたい。

 

 

 

かといって

 

私が車で轢いてしまうこともあるかもしれない。

 

それこそ助けてあげたこともエゴなのかもしれない。

 

 

 

でもそうしたかったんだよー。

 

 

わたしにとって

いきものたちは

大切な存在だから。