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はるるるる

川のながれのように。川をながれるように。

さむいねと

「寒いね」と

  話しかければ

 

「寒いね」と

  答える人のいる

      あたたかさ

      

               俵万智

 

 

 

俵万智さんの短歌

 

 

冬になれば思い出す。

国語の教科書にあった。この一句。

 

 

ほんとうに、

おっしゃるとおりで。

 

 

地震が起きたとき、

「こわいなあ」

「大きかったなあ」

と言いあえるひとがそばにいた。

 

もし、ひとりだったら、

こわくて不安なままだっただろうなあ。

 

 

そんなふうに、

 

「きれいな空!」

「おいしいね」

 

って

 

わらいあえる

 

「こわいなあ」

 

っておびえあえる

 

だれかがいるのが

 

ほんとうにしあわせ。

 

 

 

*

 

いつだって、

虫たち、かえるたち、

草木たちがそばにいるから

 

ひとりぼっちなんて

 

なれないんだけど。

 

 

ほら、

 

彼ら、

 

いつも平気そうな顔してるからさ。

 

 

なんだか、

自分がわあわあ言うてるのが

可笑しく思えてくるんよね。

 

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