2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ゆっくりゆっくりじかんをかけてほどいてゆく心するとあふれてくる雫どうしてこんなにも今までずっといなかったのにかえってきてくれたおかえりなさい
あなたのひとみからこぼれるきれいなものこぼれるまでにどれだけためていたのだれにも気づかれないままにそれは美しく清らかで愛おしい そのこぼれたものにわたしのこころはうばわれるこころはうばわれわたしのもこぼしそうになるそしてやっぱりこぼしたねそ…
投げ釣りのテンビンで海の底を確かめるように暗い暗い底に沈んでいた澄んだ瞳はわたしをじっとみつめるからだもこころもただ、動けず吸い込まれる晴れた朝あなたの発見がニュースとしていちばんに届くその快活さと可笑しさはなんて清々しいのだろうそうして…
どうして今、生きているのだろう死ぬことなく生きているのだろう空がある水がある光がある思い出があるこれからも生きるのか行き交うひとに木陰に月にさよならもまたねも言わずにただありがとうって言えるならそれでいいのにそれだけでいいのに
やさしい風は頭を撫でて、また、力強く風は背中を押してくれる風はどこまでも吹いてゆくあなたの煙草の香を乗せて、カレーの匂いを乗せて、小学5年生のオナラを乗せて、どこまでもふと、言えなかった言葉を風に乗せてみる風はやさしい届けようとしてくれるそ…
みんな変化を求めている。 目の前の状況が変わらないから。 変化が見えやすいSNS. いろんなひとが毎瞬、どこかで更新している。 SNSを開いた瞬間に新しい記事、つぶやきが生まれている。 それを見て、 なにかから、目をそらしている。 それはなにかな。 自分…
ごちそうさまってだれに言えばいいの?太陽?畑?海?魚?農家のおじさん?雨?星?空気?風?そっか、いのちにつくってくれた、みんなにごちそうさま
スカートのまま飛びこんで泳いだ午後。すごくこわかった。飛び込むまで。浅すぎないか、岩がないか、転ばないか?でも飛び込む前のこの気持ちをわたしは愛している。飛び込んだあとには、川の気持ちよさ、川の流れ、ちいさな命が蠢く世界がある。しあわせで…
この1カ月で何度お葬式を挙げたのか500人のわたしは死んだいつのまにか息を引き取りもしくは殺されはたまた自ら命を絶つそれほどか弱きわたしだったもう涙も出ない動かない生き残りはあと3人
わかったような気になっているひとの気持ち今の政治虫の生態この世界。わかっていることなんてほんのすこししかないのに。ほんのひと場面を垣間見ているだけに過ぎないのに。わかったようなことを言うてしまう、こわさ。それでも、何か言わなければいけない…
あたまがいたいあたまがいたいあたまがいたいあたまがいたいあたまはどこに行きたがってるのからだはこころはどこへ行きたがってるの。どこに居たいの。いまは、どうにもこころがここに居なくてからだとあたまが取り残されている。ずっといたいあたま。はや…