わたしは

わたしを

きょうも 生きた。

 

 

私の目で

見えるものを 見た。

 

だれの目も 借りることはできないのに

 

どうして 自分の目を 疑うの?

 

 

 

あなたの目は

あなたのために ついている。

 

 

それなら

 

あなたが 見る せかいを

おもいっきり 見よう。

 

 

そして、

 

それを 

 

えんりょなく

 

おしえてください。

 

 

目と目を

取り出して

 

手と手で

交換するように、

 

 

あなたの見る 世界と

 

私の 見る 世界を、

 

交換しようよ。

 

 

わたしと あなたが

交わって 触れて 混ざって

 

 

また あたらしい せかいが 生まれるのです。

 

 

 

きっと これは

 

ごく 自然に起きること。

 

 

鳥たちも

鹿たちも

草木たちも

虫たちも

 

やってること。

 

 

 

みんな おなじ。

 

 

みんな 生きてる。

 

 

 

 

358

 

f:id:harukerorin:20180510224616j:image