ばあちゃん
一緒に暮らしていたばあちゃんは
60歳で この世からいなくなった。
年金も もらわないままに。
お山の上から
街中のお花屋さんに嫁いで
ずっとずっと 働いて
子育てしながら 働いて
ずっと ずっと働いてたイメージ。
ちょっとお店にゆとりがあるときに
ばあちゃんとじいちゃんのいる洋間に顔を出して、おやつをもらうのが好きだった。音読も聞いてもらった。
「声が小さい。」と言われて
泣きながら読んだこともあるけど。笑
母方のばあちゃんも
結婚して子どもを生んで
でも旦那さんが体が弱くて
看病しつつ働いて
でも旦那さんを若くして亡くなって
子ども2人を育てるために
働いて 働いての人生だったみたい。
料理が上手で、
ばあちゃんが作ってくれる料理
運動会のお弁当 だいすきだった。
ふたりのばあちゃんは
病気でいつのまにか
調子悪くなって
亡くなった。
まだ若かったのにって
みんなが言ってた。
なんだか、今日思ったことがあって。
もしかしたら
亡くなったばあちゃんたちは
この世から解放されて
今はゆっくり楽しんでるんじゃないかなってこと。
やっと自由になれたんじゃないかって。
ずっと働いてきて
命の限り
役目を全うして
亡くなった。
今頃すきなところに
旅行してるかもしれないし
会いたい人に
会いに行ってるかもしれないし
そして
わたしたちの日々のこと
サポートしてくれてると思うんだ。
そんなことを思った
お彼岸のいちにちでした。
わたしも
そんなふうに
今を
この世を
生ききろう!
あの世で
もっともーーーーっと自由に
とびまわる日をたのしみに。
みなさんは
どんなお彼岸をお過ごしてすか★
おやすみなさい。
ほとり
3泊4日
川のほとりで暮らした。
滞ることなく
流れつづける川は
とうめいで
みずしぶきをあげて
ひかっていた。
そこに棲む 生命たちが
うつくしくて たくましくて。
流れを 止めることなく
そのままに
身を任せて
生きよう。
さあ、
また新たなスタートのときがきた。
これも
なにかのご縁だから。
一生懸命に やりとげましょ♪
おやすみ〜なさい
■
どんどん
どんどん
ひろいせかいをみて
うつくしいけしき
しらなかったたのしみ
が
ふえていく
でも
いつかの かなしみ
けすことの できない
れきし
それって
ぜんぜん
なかったことに
できない。
れきしは
いつだって
いまに
つながっている。
きれないんだ。
のばすて
なんの期限もなく
なんの際限もなく
おもいきり
思い描けばいい
おもいきり
手を のばして
どこまでも
どこまでも
遠くへ
行ったって
かまわない
おおきく
いきを すって
こころゆくまで
うたって
ねむる
まぶしい
あさは
やってくるのだから。