ねこがわらうとき

一昨年から

お家にねこが暮らしている。

 

昨年も

もう1ぴきが仲間入りした。

 

というわけで、2ひきと暮らしている。

 

 

1ぴきめは

前の勤務校で子どもが拾ったけど、行き場所がなかったことと、

父とわたしが思いきって、家に連れて帰った。

名前はぺそ。

 

今では屋上もお店の中も、

すきようにあそびまわっている。

やさしそうなひとだなあと思う。

たまに店にいるカエルのゲコを捕まえて父に𠮟られている。

 

もう1ぴきは

家と隣の家の間に棲みついていた子。

寒い寒い冬の季節を、外で寒そうに暮らしていた。

ぺそが窓からその子を見て、

話ししているみたいだった。

ここでも父が手なずけて、家に入れてみた。

最初は野良な感じで、人との暮らしは恐る恐るだったけど、

今ではリラックスして暮らしているみたい。

あまり撫でさせてはくれないけど。話しかけつづけている。

名前はりら。

 

 

ふたりとも女の子。

 

 

かわいい妹がふえました。

 

 

今も和室のじいさんの車いすの上でぺそが、

たたみでりらちゃんが寝ている。

 

 

父や母も、妹も、弟も、

 

ねこさんとの生活は初めてだったけど、

 

みんなそれぞれにかわいがってる。

 

 

ぺそがねこ族で一人だったころとくらべると、

りらちゃんが来てから、じゃれあう相手ができて楽しそう。

 

じゃれあって

レスリングみたいなことをしているとき、

ふたりともおおわらいしているように見える。

 

 

ぺそと屋上に行って、

一緒にスズメやイソヒヨドリをみつけるのも面白い。

 

じいっと、鳥を目で追っている。

 

 

りらちゃんがお腹を向けて寝ている。

慣れてきたんかな~。

 

 

ここでの暮らしをたのしんでほしい、

のんびり、わらってほしいなあって思う。