ただそれだけのことが
ありがとうっておもったらありがとう!って言うし、
いやだって思ったらいやだ!って言う。
だいすき!って思ったらだいすき!って言うし、
ごめんなさいって思ったらごめんなさいって言う。
ただそれだけ。
ただそれだけのことが、
このうえなくきもちのよいときと、
ただそれだけのことが、
できないときが、あるのが、
にんげんのこころなんだね。
きょうも、ありがとう。
おやすみなさい○
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完成したら興味がなくなる
「作り上げる作業、その真っ只中、最中が
おもしろい。」
「完成したら興味がなくなるけえ。」って言っちゃう、
あなたがかっこよくて、恋したんだ、と。
手際の良さ、
鉛筆を耳にかけて、
別に私と目があっても、笑いかけてはくれない、
それほど、目の前の作り上げる瞬間に集中してるの。
すぐにわらってしまうわたしは、
「ちぇっ」って、拗ねそうになるけど、
それがすきだってことだって、うれしくなる。
集中してる、あなたを見ていたい。
わたしなら、完成したらうれしくなっちゃって、
手放すのが惜しいかな?
とか、思うのに。
躊躇なく、だれかに手渡す。
そのスガタにずっと、憧れて、すばらしいなあって、思ってる。
うつくしい、やっぱり、あなたがだいすき。
*
だれとの関係性も完成することはない、
いつまでも続くもの。
どちらかが死んだとしても、
関係性は変化しつづける。
だから、
だれかとのつながりに
惑わされたり、迷ったり、悩んだりするのは、
当たり前のことなんだね。
未完成、バンザイ!
ビバ!未完成!
アイラブユー!
四参〇
「と」
胸の奥が
「どこかにゆきたい」
「ここからとびだしたい」
そんなふうにさけぶなら、
それは、ほんとうに、そういうことなのだ。
胸の奥から出てくるそれを 。
聴いて、
そのように、してみる。
「自然な流れ」に流れて行ける気がする。
*
胸の奥の声を封印してしまっていては、
なにか、苦しみが生じ、滞る。
それがなにかわからないけど、
そんな気がするのだ。
*
テ と テ
コ と バ
ヒ と ミ
「と」でつながる言葉たち。
だれもが、なにかとつながれる。
「と」で。
本 と _________
花 と _________
あなた と _________
だれもが、なにか「と」、在る。
「と」が、離れることなんて、死ぬ頃にしか、ないのでは?
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