余白

見能林の家の掃除や洗濯、洗い物を終えた私はなんだか満足そうである。

庭のパクチーにも水をやり、

トクサやハランの新芽が出ていることに喜びを覚える。

布団のシーツも洗って干したし、ゆっくりと暮らしを整えられることがこんなにも喜ばしいことだったとは。

 

 

なんてったって今日は日曜日である。

 

 

何にも急かされることのない

自分だけのお休みの日。

 

 

家の窓を全開にして

風通しを良くして

お茶を飲む。

 

 

人間って

どうしても何かのせいにしたがる。

 

 

今回総理大臣が辞めることになったと聞いたとき、少し気が抜けてしまった。

 

私は、政治への不満を

ある意味このひとの「せい」にしてしまっていたなと、ハッとした。

 

この人のふるまいやら言動に

納得がいかないことが多々あった。

悔しくて腹立たしかった。

過去形で表しているけど

今もなお問題は現在進行形である。

 

今回この人が降りたから

じゃあ 次の総理大臣は

私の応援したい人になるだろうか。

 

 

 

結局のところ

ほんとうは

なにもかも

私次第なのやな ということが

よくわかった。

 

 

 

なにかのせいにするのは

かんたん。

人のせい、環境のせいにすると

納得もいきやすい。

 

 

 

じゃあ

私はどうするのか?

なにをするのか?

なにを選ぶのか?

どう生きていくのか?

 

 

 

 

仕事でいっぱいいっぱいになると

見えなくなってしまうこともあるけど

 

今日みたいな

 

余白の時間に

 

 

自分の方向性を

 

はっきりさせたいな。

 

 

 

今日は自分との打ち合わせの日にする。

 

 

 

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昨日行った轟の滝。

人間以外の生命の存在に

もっと耳を傾けたい、

心を寄せていたい。